5)お葬式と初七日法要

18日(火)。
火葬場の時間の関係で、朝9時半からお葬式。
9時にはつきたかったのに、やっぱり朝はばたばたで、ギリギリに到着。
お通夜同様、式は滞りなくすすみ、父と最後の対面。
いま思えば、父に手紙を書き、それを棺桶に入れればよかったんだけど、
なんせバタバタしてたもんだから、おもちに小さなメモに落書きしてもらい、
それだけを入れ、親族などでお花を入れたり、タバコを入れたりした。
兄の喪主の挨拶、やっぱりこの日もおかしかったけど、笑わなかった。
でも、兄が立派に挨拶する姿はやっぱり見れず、下をむいていた。


火葬場まで斎場のバスで行き、2時間ほど控室にて待つ。
ひさしぶりに会ったいとこと色々な話が出来て、たのしかった。
父方のいとこは40代の男が3人で、あたしが大人になった今、
やっとまともな、ためになる話が出来てうれしかったなー。
おもちは母方のあたしと同い年のいとこと遊んでて、楽しそうだった。
それに、ここぞとばかりにじょうよう饅頭を食べてたような…
ま、たまにしか食べれないし、もう防ぎようもなくて…まいっかですよ。
無事に焼かれて、骨だけが残った父の姿は、とてももろかった。
きっと、20数年飲んでいた精神疾患の薬のせいかな。ぼろぼろだった。
それでも、専門の人が骨壷に下から順にきれいにおさめてくださって、
親族10人ぐらいで父の骨を骨壷に入れ、葬儀場に戻った。
行きのバスも帰りのバスも、みんなたわいもない話をしていた。


葬儀場に戻ってからは初七日法要。
そして、精進落としを親族一同でいただき、午後4時頃に実家へ戻った。
父がなくなってから、実家に戻るまで、あっとゆう間だった。
なんか、ひょっこり父が現れそうな気がした。