その後

葬式を終えて、実家でごはんを食べた後に、おもちが熱を出した。
熱を出したのが、お葬式終わってからで本当によかった。
お通夜とお葬式も、ふたりともいい子にしてくれて、とても助かった。
おもちがお坊さんに木魚のリズムに乗ったりもして、笑ってしまったけど、
トータル的に、0歳1歳にしてはかなりおりこうさんだったと思う。
お通夜とお葬式が始まる前に、言い聞かせたのが効果あったのかな?
とてもとても助かった。ふたりとも、本当にありがとう。


そして、おもちの風邪が治ったと思いきや、今度はぴょんちゃん。
で、ふたりとも鼻水だーだーになり、ひきこもりがちに。
11月の初めに、ぴょんちゃんの100日祝いの写真を取りに行き、
その前日にあたしが短く髪を切りすぎて、それが原因で風邪をひき、
前々からあっためまいが父が亡くなってからひどくなり、
普通に過ごしていても、ぐるぐる・ふわふわするめまいがあり、
おもちを義実家に預け、あたしもついに耳鼻科にかかり、薬を飲み、
薬の効果があったのか、めまいがかなり減り、今日やっとこさ、児童館へ。
徐々に徐々に、通常どおりに戻りつつあります。


実家に帰ると、まず、父の遺影に「遊びにきたよ」と声をかける。
なんか、遺影があるのが現実なのに、どこからかひょこっと出てきそうだよ。
父の写真を見るたびに、「会いたいな」って涙が出るよ。
おもちとぴょんちゃんの成長を、もっともっと見てほしかったよ。
ここ数年は働けず、かすかすな大黒柱だったけどさ、いないとさみしいよ。
散々、心配かけたし、反抗もたくさんしてきたし、
躁鬱がひどい時の父に、何度も早く死んでほしいと思ったときもあったし、
けど、本当、人って死んじゃうと仏になるんだなーって思った。
こないだの里帰りで、すごいケンカもしたのにさ、それも思い出にかわり、
もっともっと父に会いに行けばよかったって何度も思うけれど、
ふたりも孫見せれてよかったと思うし、あたしの顔も見せれたし、
てか、まさか死ぬなんて思ってなかったし、人生って本当にわからない。
とりあえず、孫を会わすのも大事だけど、子供(自分)を会わすのも大事。
孫がかわいいっていうけど、子供はきっと何倍も大事だと思う。