16日(日)。
朝4時頃、母が寝てる父を寝返りさせて、6時、寝返りをさせるつもりが、
バタバタしてて、父のことをすっかり忘れる。
8時、姉が母に父の寝返りした?と聞き、してないってなって、
じゃー、しとかんとかんねってなって、母がしに行ったら、もう冷たくて、
母が冷たくなってるって言うから、姉はまた漏らしたのなんて言ってたら、
本当に冷たくなってて、母が急いで心臓マッサージをする。
それから、救急隊の人に来てもらい、ここで姉から電話をもらう。
大体毎日姉とは連絡を取り合ってて、朝8時半ぐらいに電話がきたとき、
こんな朝早くから電話なんて珍しい、介護のことかな?いや、まさか!
と思ったら、本当にまさかの電話だった。
気道確保も出来なかったぐらい、冷たく、固まってたとのこと。
それから、父は病院に運ばれ、死因を調べられる。
それと、家族が見ていない間に亡くなったので、
変な話、誰かが殺した可能性もあるので、警察から事情聴取を受け、
(事件性はもちろんないけれど、調べる義務があるそうです。)
死因も調べたけど、わからず、司法解剖するともっと時間がかかるらしく、
この時点で昼2時ぐらい。司法解剖は断り、葬儀屋さんが父を迎えに来る。
その時あたしは姉からの指示を待ちつつ、義実家にいた。
義母に「もっと泣いてると思った」と言われたけど、
家ですでに泣いたし、人前じゃ泣きにくいし、
泣いてたら、義実家にこれねーよ!と思いながら、父のことを説明。
義母も精神疾患(父と病状は違う)や去年、脳梗塞の一歩手前をしてるからか、
気分が悪くなり、葬式に顔出さないかんよね?と聞かれ、引く。
結局はお通夜もお葬式も来てくれたけど、なんか悲しかったなー。
普通、自分の息子の嫁の父親亡くなったら、来るやろ!もー!
午後3時半ごろ、姉から指示が来て、旦那さんとおもちを義実家に残し、
あたしはぴょんちゃんを連れて、実家へ戻り、兄を乗せて、葬儀場へ。
葬儀場には母と妹とおばちゃん(母の妹)がいて、
葬儀屋さんと葬儀について話してたので、すぐ話に加わる。
姉は警察署やら役所に死亡届を出したり、親戚に連絡したりしてた。
葬儀のことで色々決めるんだけれど、うち、あんまりお金がなくて、
母は葬儀は出来るだけおさえめで…って言ってたときに、
兄(独身)が「お金のことは心配しないで。僕が出すから」と言ったとき、
南キャンの山ちゃんにそっくりな兄が、かっこよく見えた!さすが兄!!
葬儀場の人も、こんなこと言ってくれる息子さん、そうそういないですよ、
って言ってたし、兄すげー!ステキな嫁さん、絶対見つかれ!って思った。
で、たんたんと葬儀の内容を決めて、見積もりもしてもらったところで、
本家のおばさんやら、おじさん(父の姉(亡くなってる)の旦那さん)が来て、
本家がお世話になってるところのお寺さんのお坊さんがきて、
枕経を読んでもらい、葉っぱで水をすくい、父のくちびるに乗せた。
実はここで初めて亡くなった父と対面したんだけれど、
結構ひどい顔してるのかなーって思ってたら、いつもどおり寝てる顔してて、
なんだ、いつもどおりじゃん。って思って、なんだかほっとしたけど、
父が死んだことにはかわりはなく、やっと実感して、泣けてきて、泣いた。
それから、おばさん(母妹)と姉と近くのアピタに喪服を見に行くも、
いいのがないから、翌日にまわし、夜ごはんだけを買い、葬儀場へ。
みんなで巻きずしやら天丼やらを食べながら、仮通夜を過ごす。
おもちやぴょんちゃんがいるので、夜10時前に帰宅。1日が早かった。