1)8月末から10月半ばまでのこと

実父が10月16日(日)に亡くなりました。
記録と、自分の気持ちの整理のために。


去年、まあまあ軽めな大腸がんで手術をして、
それから何度か通院をし、普通に暮らしていました。
8月末に手術から1年経ってるので、大腸検査をするってなって、
下剤を飲んで、腸の中をからっぽにするんだけれど、
からっぽにしずきたのか、夏場だったからなのか、脱水症状をおこし、
ついでに熱まで出ちゃって、原因を色々調べたけどわからず、
精神疾患の薬を飲んでるから、かかりつけの精神科の病院にまわされ、
でも、ここでは意味がないと、また違う総合病院にまわされ、
結局、点滴をしたり、水分補給をするしかないってなって、帰ってきた。


それから、なんとか水分補給やらなんやらするんだけれど、
体力がかなりなくて、寝てばかりだから床ずれができ、菌が入り熱が出て、
それが2〜3回あり、ガーゼも滅菌されたものを使ったり、
床ずれだけじゃ入院出来なくて、週2で皮膚科に通院してた。
歩くこともままならないときもあって、家の中で転び、頭を打つことも。
あんなにふさふさだった髪の毛も傷口のせいで、ハゲることに。
腰の床ずれは家族の介護もむなしく悪化するばかりで、
あたしはちらっと一度見ただけれど、ありえないぐらいへこんでて、
よく、そんな皮膚で生きてられるね!ってぐらいひどかった。
それでも、新しい皮膚が出来てきてて、少しはよくなってたみたい。


精神疾患もあってか、たまに幻みたいなことも言ってた。
いや、前々から変だった。認知症かなって思うことが多かった。
働いてないから曜日間隔がにぶかったけど、もっとひどくなり、
ぴょんちゃん生まれてるのに、「生まれたか?」って電話来たり、
8月末以降にはあたしたち4人兄妹の下にもう1人子供がいるとか、
もう、やめてよ〜って思うようなことをたまに言ってた。