2)亡くなる1週間前ぐらいから前日

8月末から実家へ週1〜2は行くようになった。
父になんとか長生きしてほしくて、生きる気力を出してほしかったし、
介護で弱音を吐かず頑張る母をいやすために、会いに行った。


最後にあったのは11日(火)。
大体月曜日に行くんだけれど、この週は月曜日が祝日だったので、
火曜日に行った。電器屋にプリンターのインクを買いに行きたかったので、
母にぴょんちゃんをお願いして、おもちを電器屋・スーパーに行った。
父はいつもどおり、寝室のベッドの上にいた。
寝てたから、あんまり会話はしなかった。元気?とか。
帰るときにも寝てたので、また会いにくるねー!風邪ひかないようにね!
と声だけかけて、帰った。父は一言二言返事した。はず。(記憶曖昧)


14日(金)。仕事が休みの姉が父を皮膚科へ連れていく。
病院の先生に相談し、2時間おきに父の体調を管理するのが難しいなら、
ショートの介護ができる施設に預けてみてはと言われ、
実際のところ、母と姉が仕事をしながら、2時間おきに父の管理は無理で、
施設に入れる方向で、姉は区役所に介護のことで電話をしたり、
あたしは実家の近くにある施設をリストアップしたりしてた。
でも、調べれば調べるほど、介護保険の認定やら、待機があり、
施設に入れることは難しかったのが現実だった。
父には傷がよくなるまで施設に入ってもらうねと説明し、
父はいいよ、ごめんな。と返事をしたらしい。


15日(土)。
朝、姉のサンドイッチを食べようとするぐらい、
それなりに食欲はあったらしい。水分もそれなりに取ってたとのこと。
姉が仕事先(老人ホーム)の上司に父の話をしたら、
施設に入れると一気にボケるから、ヘルパーさんなどを使って、
在宅介護にした方がいいと言われ、そうゆう話で落ち着く。
その話をしたら、姉いわく、父はうれしそうな顔をしていたらしい。